“辰蔵”の読み方と例文
読み方割合
たつぞう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
辰蔵(たつぞう)の成人ぶりもお目にかけたい。二歳になる又二郎にもばば様と初の対面を遂(と)げさせたい。妻の梨影(りえ)も久しくお待ち申しあげている。
梅颸の杖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
月六斎(つきろくさい)と日を期して、勝三郎が喜代蔵(きよぞう)、辰蔵(たつぞう)二人の弟子(でし)を伴って、お玉が池の渋江の邸(やしき)に出向くと、その日には陸(くが)も里親の許(もと)から帰って待ち受けていた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
三千両の小判は三つの千両箱に詰められ、主人治兵衛の手で封印を施し、番頭の源助(げんすけ)と鳶頭(かしら)の辰蔵(たつぞう)が宰領で、手代りの人足ども総勢六人、柳橋に掛ったのはちょうど昼時分でした。