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蹟
ふりがな文庫
“蹟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あと
88.9%
せき
5.6%
て
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あと
(逆引き)
貫一は
着更
(
きか
)
へんとて書斎に還りぬ。宮の
遺
(
のこ
)
したる筆の
蹟
(
あと
)
などあらんかと思ひて、求めけれども見えず。彼の居間をも尋ねけれど在らず。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
蹟(あと)の例文をもっと
(16作品)
見る
せき
(逆引き)
直
(
たゞち
)
にそを棄て去りしといふ、その
蹟
(
せき
)
の
規
(
き
)
を逸するの
嫌
(
けん
)
あるものから、かくはことわりおくのみ。
都喜姫
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
蹟(せき)の例文をもっと
(1作品)
見る
て
(逆引き)
「結構な出来だ、
誰方
(
どなた
)
の
蹟
(
て
)
でせうな。」と
独語
(
ひとりごと
)
のやうに言つてゐたが、暫くするとちよつと舌打をした。「一字も読めない、恐ろしく達者に書き上げたものですな。」
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
蹟(て)の例文をもっと
(1作品)
見る
蹟
漢検準1級
部首:⾜
18画
“蹟”を含む語句
筆蹟
奇蹟
手蹟
旧蹟
行蹟
秘蹟
実蹟
事蹟
奇蹟的
古蹟
成蹟
墨蹟
遺蹟
真蹟
足蹟
業蹟
故蹟
呉昌蹟
史的事蹟
雷峰怪蹟
...
“蹟”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
尾崎紅葉
南方熊楠
アリギエリ・ダンテ
蒲原有明
薄田泣菫
吉川英治
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
幸田露伴
森鴎外