質物しつもつ)” の例文
能々よく/\勘考かんがへ質物しつもつを貸て遣す程の懇意こんいなるをまさかに忍びこみ殺害せつがいは致すまじと思はるれど夫共彦兵衞に相違さうゐなきやと念を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
相「へい来年の二月では今月が七月だから、七八九十十一十二しょう二と今から八ヶ月あいだがあるが、八ヶ月では質物しつもつでも流れて仕舞うから、余り長いなア」