“貰乳”の読み方と例文
読み方割合
もらいちち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貰乳もらいちちをして育てていると、やっと四月よつきばかりになった時、江戸中に流行はやった麻疹はしかになって、お医者が見切ってしまったのを、わたしは商売も何も投遣なげやりにして介抱して、やっと命を取り留めた。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)