“豆蜋”の読み方と例文
読み方割合
とうすみとんぼ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其処は蛛網の大綱がくつついてゐるはんの木の直ぐ根元でした。青い豆蜋とうすみとんぼ藺草いぐさの叢の間を彼方此方と飛びまはつて、それ/″\に猟の最中でした。
その蜘蛛は、よく河の流れに近くゐるあの青や緑の豆蜋とうすみとんぼや、蝶や大きな蠅と大きな勝負をする狩人だ。