“譴責”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けんせき98.5%
しかり1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
役目不心得につきおとがめ——という不名誉な譴責けんせきのもとに、退役たいやく同様な身の七年間、はとを飼って、鳩を相手に暮らしてきた同心である。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
暴れ者で一徹で、こらえ性のなかった彼が、兄を殺した相手をゆるし、不当な譴責けんせきを忍び、そして流人村の住民を救おうとしている。
ちくしょう谷 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
彼は只地主から非常な譴責しかりを受けたいのでありました。
白瓜と青瓜 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)