“諸脚”の読み方と例文
読み方割合
もろあし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正面に、エレベエタアの鉄筋が……それも、いま思うと、灰色の魔の諸脚もろあし真黒まっくろな筋のごとく、二ヶ処に洞穴ほらあなをふんで、冷く、不気味に突立つったっていたのである。
開扉一妖帖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)