“誤怪”の読み方と例文
読み方割合
ごかい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実怪の方には真怪しんかい仮怪かかいとの二種あり、虚怪の方には偽怪ぎかい誤怪ごかいとの二種ありて、偽怪は一名人為的妖怪といい、誤怪は一名偶然的妖怪といい、仮怪は一名自然的妖怪といい
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)
その第一は、人為的妖怪すなわち偽怪ぎかいにして、人の偽造したるものをいい、第二は、偶然的妖怪すなわち誤怪ごかいにして、偶然誤りて、妖怪にあらざるものを妖怪と認めたるものをいうのである。
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)