“詩人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しじん65.5%
うたびと27.6%
しゞん3.4%
ポエタ3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるとき王さまは、この村のそばを通りかかりましたが、ハンスがこの村にいると聞いて、わざわざ、この名高い詩人しじんに、あいにこられました。
丘の銅像 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
くろがねの詩人うたびとよと、彼は卓一の幻に向つて呼びかけた。怖れとあやしみの子供よ。わたつみの水の心の夢くらふ男。
我等われら學校がくかう何時いつかはまこと詩人しゞんづることあらん。そのときまでは矢張やはり『ろ』で十分じふゞんかと存候ぞんじさふらふ
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
卓子は、マアク・トウェイン、ビョルンソン、ゴウゴル、ゲエテ、グノウ、ビゼエと言った詩人ポエタ達の、手垢と、楽書らくがきと、小刀ナイフの痕とで、有名に装飾されてあった。
踊る地平線:10 長靴の春 (新字新仮名) / 谷譲次(著)