“親密”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんみつ50.0%
したしみ18.8%
なかよし12.5%
した6.3%
ちかづき6.3%
アンチーム6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのわけは、菊亭家きくていけと、武田たけだ祖先そせんとは、縁戚えんせきのあいだがら。のみならず、勝頼の祖父信虎のぶとらとは、ことに親密しんみつであったよしを、耳にいたしました。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大塚さんは彼女を放擲うっちゃらかしてかまわずに置いた日のことを考えた。あらゆる夫婦らしい親密したしみ快楽たのしみも行って了ったことを考えた。
刺繍 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
此反對な二人の莫迦に親密なかよしなのは、他の娘共から常に怪まれてゐた位で、また半分は嫉妬氣味から、「那麽あんな阿婆摺あばづれと一緒にならねえ方がえす。」
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
お富は朋輩の中でもお秀とは能く気のあっ親密したしい方であるからで。
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
色よしとする通町辺とおりちょうへんの若旦那に真似のならぬ寛濶かんかつ極随ごくずい俊雄へ打ち込んだは歳二ツ上の冬吉なりおよそここらの恋と言うは親密ちかづきが過ぎてはいっそ調ととのわぬが例なれど舟を
かくれんぼ (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
そこにこの作の親密アンチームな意味、解放を与える死への渇望があるのである。