“視目”の読み方と例文
読み方割合
しもく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
河岸がしをゆく人——橋の上を通る人——、すべての視目しもくも、自分ひとりにそそがれているように感じた。そして、その肩身のせまい気おくれが、お米に日傘をかざさせた。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)