“見做”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みな98.5%
みなし0.7%
みなら0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今まで用いたる理屈という語は最も簡単の知をば除きて言いしつもりなれど貴書の意は知と理屈とを同一に見做みなされたるかと覚え候。
あきまろに答ふ (新字新仮名) / 正岡子規(著)
おぼめし親の慈悲じひこそ有難けれど又今更に有難涙忠兵衞こゝろ面目めんぼくなく御浪人なるお身の上を輕視かろしめかくと申すにあらねど主人が寸志すんしを其儘に申し述しが支度金とお見做みなしありては面目なくことにおたしなみの大金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そして「其麽思想を口実にして他に之れを見做みならふものがあつたら罪悪は罪悪を産むではないか」と云ひました。
獄中の女より男に (新字旧仮名) / 原田皐月(著)