裸子はだかご)” の例文
枕元を見ると箱の上に一寸ばかりの人形が沢山並んでゐる、その中にはお多福たふく大黒だいこく恵比寿えびす福助ふくすけ裸子はだかごも招き猫もあつて皆笑顔をつくつてゐる。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
裸子はだかごをひつさげ歩く温泉の廊下
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)