裁縫室さいほうしつ)” の例文
「ああ、あのさくらと、おかあさん、そして、このお裁縫室さいほうしつとなつかしい先生せんせい——。」
汽車は走る (新字新仮名) / 小川未明(著)
春風はるかぜくころになると、まどのガラスのよごれがきわだってにつくようになりました。ふゆあいだは、ほこりのかかるのにまかしていたのです。裁縫室さいほうしつまどからは、運動場うんどうじょうおおきなさくらえました。
汽車は走る (新字新仮名) / 小川未明(著)
すると、あのお裁縫室さいほうしつかんで、先生せんせいのおかおえました。
汽車は走る (新字新仮名) / 小川未明(著)