被感かんぜられ)” の例文
躬恒のは瑣細ささいな事をやたらに仰山に述べたのみなれば無趣味なれども、家持やかもちのは全くない事を空想で現はして見せたる故面白く被感かんぜられ候。
歌よみに与ふる書 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
躬恒のは瑣細ささいなことをやたらに仰山ぎょうさんに述べたのみなれば無趣味なれども、家持やかもちのは全くないことを空想で現わしてみせたるゆえ面白く被感かんぜられ候。
歌よみに与ふる書 (新字新仮名) / 正岡子規(著)