“表裝”のいろいろな読み方と例文
新字:表装
読み方割合
へうさう66.7%
カバー33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
法衣ころも袈裟けさか、古幅こふく表裝へうさうか、それとも女の締める帶かな、——間違ひもなくこれは金襴きんらんの屑だよ」
賊はそれを持ち運ぶのに困つたものか、上下のぢくを切り離して、絹に描いた繪だけを持つて行つてゐる——軸の木は表裝へうさう金襴きんらんをつけたまゝ、賽錢箱の蔭に捨てて行つたのは不敵な振舞ぢや
「其のソフォクレースの表裝カバーは大したものですね」
半日 (旧字旧仮名) / 有島武郎(著)