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行啓
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ぎょうけい
ふりがな文庫
“
行啓
(
ぎょうけい
)” の例文
東宮も同時に
行啓
(
ぎょうけい
)
になるはずであったがたいそうになることを
思召
(
おぼしめ
)
して別の日に院のお見舞いをあそばされた。
源氏物語:10 榊
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
ところが、ちょうど摂政宮殿下の
行啓
(
ぎょうけい
)
と
差合
(
さしあい
)
になるので、急に模様換えになって、そのまま北へ北へと直航することとなった。その十二日は全く薄らさみしい日であった。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
後冷泉
(
ごれいぜい
)
天皇の
御勅筆
(
ごちょくひつ
)
の
額
(
がく
)
を今も
平等院
(
びょうどういん
)
の隣の寺で拝見することができるが、その頃の男の漢文の日記などに東宮時代の同帝がしばしば宇治の
頼通
(
よりみち
)
の山荘へ
行啓
(
ぎょうけい
)
になったことが書かれてある。
『新新訳源氏物語』あとがき
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
ホールに居合わせた二人の警官に命じて置いて「残念だが、僕は
行啓
(
ぎょうけい
)
の御警衛のことで、急用があるんだ。総監室で詳しく話して置いてくれ給え。間に合ったら、僕も話を聞きに帰って来るから」
猟奇の果
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
“行啓”の意味
《名詞》
行啓(ぎょうけい)
三后(皇后、皇太后、太皇太后)皇太子及び皇太子妃が外出すること。
(出典:Wiktionary)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
啓
常用漢字
中学
部首:⼝
11画
“行”で始まる語句
行
行燈
行方
行李
行衛
行灯
行脚
行水
行者
行末