螺旋うづ)” の例文
そのときはもうまつ先の烏の大尉は、四へんほど空で螺旋うづを巻いてしまつて雲の鼻つ端まで行つて、そこからこんどはまつぐに向ふのもりに進むところでした。
烏の北斗七星 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)