“螺旋仕掛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぜんまいしかけ50.0%
ねじじかけ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大蔵大臣勝田主計しようだかずへ氏がさきに大臣に親任されて、螺旋仕掛ぜんまいしかけの人形のやうな足取で、ひよこ/\宮中から退出して来ると、そこに待受けた新聞記者が一斉に、「おめでたう」と浴びせかけた。
私が玩具屋の前に立った時、ず眼につくのは旧式の我楽多玩具で、何だか昔の友に出逢ったような心持になります。実用新案の螺旋仕掛ねじじかけなどには何の懐しみを有つことが出来ません。
我楽多玩具 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)