“蛋白質”の読み方と例文
読み方割合
たんぱくしつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松茸も人を酔わせるもの、お酒も人を酔わせるもの、お豆腐の蛋白質たんぱくしつはその酔わせる刺撃成分を吸収しますから酔いが遅いでしょう。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
蛋白質たんぱくしつはどう、と呟きながら栄養価と熱量を計算して、もっぱら栄養のバランスがとれ、カロリーのある食事をつくるのである。
軍国歌謡集 (新字新仮名) / 山川方夫(著)
するとそこらの物陰にいろいろの蛋白質たんぱくしつが腐敗していろいろの黴菌ばいきんを繁殖させその黴菌は回り回ってやはりどこかで人間にあだをするかもしれない。
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)