蛇嫌へびぎらい)” の例文
蛇嫌へびぎらいな南日君は股まで浸って上手の瀬を渉った。と所左手の屏風がへし折れて山裾からぼろぼろになった石の綿がはみ出していた。
黒部川奥の山旅 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)