“蚊虫”の読み方と例文
読み方割合
かむし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大きなのうれに、小さい蚊虫かむしがフヨフヨと飛んでいる夕暮れでうす暗い障子のかげで、はげた黒ぬりの耳盥みみだらいを片手にもたせて、上をむきなさいといわれた。
旧聞日本橋:17 牢屋の原 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)