“藍絵”の読み方と例文
旧字:藍繪
読み方割合
あいえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瀬戸村せとむらは近いし、尾張付近は陶器の産地である。そんな物はもとより何も彼の興味をひきはしないが、その大香炉の腰に描いてある藍絵あいえの山水が
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あの九州に夥しい数で現れた藍絵あいえ猪口ちょこ徳利とくりを、どうして明の染附と共に讃えないであろうか(挿絵第五図)。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
息せき切って飛込んだ鼻の先へ、匂うばかりに半裸体の美女、しかも、その上半身には、十二支の内、七つまで、羽二重に描いた藍絵あいえのように見事な文身がしてあるのです。