“蔚州”の読み方と例文
読み方割合
いしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けだし燕の兵を挙ぐるに当って、史これを明記せずといえども、韃靼だったんの兵を借りてもって功を成せること、蔚州いしゅうを囲めるの時に徴して知る可し。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
年はあらたになりて建文二年となりぬ。えん洪武こうぶ三十三年と称す。燕王は正月の酷寒に乗じて、蔚州いしゅうを下し、大同だいどうを攻む。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)