“蓋然率”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
プロバビリティ66.7%
がいぜんりつ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一般に、どの国語かがわかるまでは、解釈を試みる人の知っているあらゆる国語を(蓋然率プロバビリティにしたがって)実験してみるよりほかに仕方がない。
黄金虫 (新字新仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)
しかし千羽に一羽、すなわち〇・一プロセントだけ中毒の蓋然率プロバビリティがあると言えば、食って平気だったという証人が何人あっても、正確な統計をとらない限り反証はできない。
藤棚の陰から (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ある辰年たつどしの冬ある地方がひどく乾燥でそのために大火が多かったとして、次の辰年にも同様な乾燥期が来るということには、単なる偶然以外に若干の気候週期的な蓋然率がいぜんりつが期待されないこともない。
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)