“蒐集物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅうしゅうぶつ66.7%
コレクション33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一日中炎天の下に旅行用のヘルメットをかぶって植木鉢の植木をさいなんだり、飼ものに凝ったり、猟奇的な蒐集物しゅうしゅうぶつに浮身をやつしたりした。
食魔 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
だが、その美しさには雪子も呆然ぼうぜんとして息を吐いた。父は梅麿を自分の蒐集物しゅうしゅうぶつ愛玩あいがん品の中に数へ、しかもその中で最も気に入つた一つのものゝやうに、書斎で、庭で、二人は大概一緒だつた。
過去世 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)