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葱鮪
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ねぎま
ふりがな文庫
“
葱鮪
(
ねぎま
)” の例文
「めっぽう寒いじゃねエか。
故国
(
うち
)
にいりや、
葱鮪
(
ねぎま
)
で一
杯
(
ぺえ
)
てえとこだ。
吉
(
きち
)
、てめえアまたいい物引っかけていやがるじゃねえか」
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
兎に角これ丈けでも独立して出来る迄には半年以上かゝる。鉄砲の卒業は三段目以上がと聞いて打切りにした。小常陸君の部屋で昼飯を喰ふ。御馳走は
葱鮪
(
ねぎま
)
だ。
相撲の稽古
(新字旧仮名)
/
岡本一平
(著)
職人方が帰り際には台所で
夕飯時
(
ゆうめしどき
)
には主人が飯を
喫
(
た
)
べさせ、寒い時分の事だから
葱鮪
(
ねぎま
)
などは上等で、
或
(
あるい
)
は油揚に昆布などを入れたのがお
商人
(
あきんど
)
衆の惣菜でございます。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
半七は一と掴みの南京玉を袂に入れて、信濃屋からすぐに隣り町の裏長屋をたずねると、錺職人の豊吉は眉のあとの青い女房と、長火鉢の前で
葱鮪
(
ねぎま
)
の鍋を突っ付きながら酒をのんでいた。
半七捕物帳:28 雪達磨
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“葱鮪(葱鮪鍋)”の解説
葱鮪鍋(ねぎまなべ)、葱鮪汁(ねぎまじる)は鍋料理の一種で、字の如くネギとマグロを、醤油・日本酒・味醂・出汁などで煮た日本の料理である。
「葱鮪(ねぎま)」「ネギマ」と略されることがある。
(出典:Wikipedia)
葱
漢検準1級
部首:⾋
12画
鮪
漢検準1級
部首:⿂
17画
“葱”で始まる語句
葱
葱畑
葱嶺
葱畠
葱々
葱苗
葱売
葱平
葱花
葱臭