華火はなび)” の例文
間もなく、山門のひさしは、ばらばらとくずれ、火塵かじんはまるで華火はなびのように噴きあげて、快川の影も、だんだん黒く変ってきたが、しかもなお曲彔きょくろくに懸ったまま倒れもせずに楼上にあるではないか。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)