“華府”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ワシントン66.7%
かふ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平和を目的にして、武器が製造せられ、軍備がなされるならば、其の事が既に、目的に対する矛盾であることは、華府ワシントン会議の第一日にヒューズが言った通りであります。
芸術は革命的精神に醗酵す (新字新仮名) / 小川未明(著)
華府ワシントンを根拠にしてマウント・ウェザーの気象台などを見物して、帰ってくると非常な暑さで道路のアスファルトはあめのようになり、馬が何頭倒れたといううわさである。
(新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
東京と、華府かふとの二ヶ所では、政府当局と相手国の全権大使とが、頻繁ひんぱんに往復した。外交文書には、次第に薄気味のわるい言葉がりこまれて行った。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)