“菓子器”の読み方と例文
読み方割合
くわしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだお茶代ちやだい差上さしあげないのに、相濟あひすまない、きよらかな菓子器くわしきなかは、ほこりのかゝらぬ蒸菓子むしぐわしであつた。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
へえ、何人前なんにんまへ出るえ。長「何人前なんにんまへなんて葬式とむらひぢやアるまいし、菓子器くわしきへ乗せて一つよ。弥「たつた一つかア。長「がつ/\ふとはらを見られるは。弥「ぢやア腹掛はらがけをかけてきませう。 ...
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)