“茶炉”の読み方と例文
読み方割合
ちゃろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田舎沙門いなかしゃもんとはちがい、なかなか博識で、北京ほっけいの都会ばなしもゆたかだったから、宋江と呉用とは、茶炉ちゃろに茶を煮ては、よくこの和尚と、風談ふうだんを興じ合っていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)