“若年”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゃくねん77.3%
じやくねん13.6%
ぢやくねん4.5%
わかとし4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さすがにいまだご若年じゃくねん、ごむりではありますが、だいじなときです。お心をしかとあそばさねば、この大望たいもうをはたすことはできません」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かくの如く山伏にはむづかしき事の御座候よし兼て師匠ししやうより聞及び候に私事は未だ若年じやくねんにて師匠の跡目あとめ相續の儀は過分くわぶんの儀なれば修驗のはふ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
我が若年ぢやくねんのころは鮏あまたとれたるゆゑそのあたひもいやしかりしが、近年はとりうる事すくなきゆゑ価もおのづからむかしにばいせり。年々たくみあらたにしてれふするゆゑ捕へらしたるならん。
若年わかとしすなわち十四日の晩の飾り物にする木はいつ伐って来るか。またその作法。その木の種類如何。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)