“船印彫師”の読み方と例文
読み方割合
だしぼりし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの男なら関宿の浜棟梁の処にいた船印彫師だしぼりしの辰三郎といって、十年余り前に行方知れずになった男といったので判ったんだ。
一本刀土俵入 二幕五場 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)
イカサマ師といわれた船印彫師だしぼりし辰三郎(三十五、六歳)堅気に見える粋な服装かたちで、眼を配りつつきたる。
一本刀土俵入 二幕五場 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)