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舐
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しゃ
ふりがな文庫
“
舐
(
しゃ
)” の例文
鬼のように思われた正座のお奉行様も、閻魔が飴を
舐
(
しゃ
)
ぶったように、ニタリニタリと笑って居ります。
礫心中
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
と、人のすがたには見ながらも、自分も死馬の骨を
舐
(
しゃ
)
ぶり、
野鼠
(
やそ
)
を喰い、木の皮、草の根まで
漁
(
あさ
)
った。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
肉を刻まれ骨を
舐
(
しゃ
)
ぶられても訴えるところがなく、生きて
還
(
かえ
)
るのは珍らしい方とされた。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
江戸中の
黄蘗
(
きはだ
)
を一度に
舐
(
しゃ
)
ぶらせられた訳でもあるめえし、口の利かれねえ筈はねえ。飯を食う時のように大きい口をあいて物を云え。野郎、判ったか。悪く片附けていやあがると
引殴
(
ひっぱた
)
くぞ
半七雑感
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
舐
漢検1級
部首:⾆
10画
“舐”を含む語句
舌舐
横舐
油舐坊主
舐子
一舐
舐廻
口舐
舐犢
舐出
鬼舐頭病
面舐
足舐
舐物
舐殺
舐尽
総舐
御舐
塩舐
上舐