“臀肉”の読み方と例文
読み方割合
でんにく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同時に優れた文芸批評家であったウエーンライトの話、小児しょうに臀肉でんにくせんじて義父の癩病を治そうとした野口男三郎の話、さては
屋根裏の散歩者 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
そうして十九歳より六十五年の間、時に臀肉でんにく爛壊らんえすることがあっても、緊張した坐禅の生活は絶やさなかった。道元はいう、「まのあたり先師せんじを見る、これ人に逢ふなり」(正法眼蔵行持)。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
臀肉でんにくを切ったというのは、その者ではあるまいか」
怪異暗闇祭 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)