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聯
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なら
ふりがな文庫
“
聯
(
なら
)” の例文
児供のカタゴトじみた文句を
聯
(
なら
)
べて
辻褄
(
つじつま
)
合わぬものをさえ気分劇などと称して新らしがっている事の出来る誠に結構な時勢である。
明治の文学の開拓者:――坪内逍遥――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
憐
(
あわ
)
れむべし過度の
馳騖
(
ちぶ
)
に疲れ果てたる馬は、力なげに
俛
(
た
)
れたる首を
聯
(
なら
)
べて、
策
(
う
)
てども走れども、足は重りて地を離れかねたりき。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
牛島の弘福寺といえば
鉄牛
(
てつぎゅう
)
禅師の開基であって、
白金
(
しろかね
)
の瑞聖寺と
聯
(
なら
)
んで江戸に二つしかない黄蘗風の仏殿として江戸時代から著名であった。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
古川は今から十四、五年前に不遇の中に
易簀
(
えきさく
)
してしまったが、今でもなお健在であるはずの市川文吉と
聯
(
なら
)
んで露語学界の二大先輩であった。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
降って六朝は
本
(
もと
)
より唐宋以下の内容の空虚な、貧弱な、美くしい文字ばかりを
聯
(
なら
)
べた文学に
慊
(
あきた
)
らなかった。
二葉亭四迷:――遺稿を整理して――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
▼ もっと見る
外山
(
とやま
)
博士一流の「死地に乗入る六百騎」的の
書生節
(
しょせいぶし
)
とは違って優艶富麗の七五調を
聯
(
なら
)
べた歌らしい歌であったが、世間を動かすほどに注意を
牽
(
ひ
)
かないでしまった。
美妙斎美妙
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
二葉亭が語学校に在任したは
僅
(
わず
)
かに三年であったが、その人格はあまねく露語学生を薫化して、先進市川及び古川と
聯
(
なら
)
んで露語の三川と仰がれるまで悦服された。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
然るに『我楽多文庫』公刊
匆々
(
そうそう
)
二人が忽ち手を別ってしまったはいわゆる両雄
聯
(
なら
)
び立たずであって
美妙斎美妙
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
聯
漢検準1級
部首:⽿
17画
“聯”を含む語句
聯合
聯想
関聯
一聯
聯関
聯合軍
聯結
対聯
聯絡
聯隊
聯携
聯盟
聯繋
聯句
相関聯
頷聯
世界聯邦論
關聯
聯珠
聯邦
...