翫賞くわんしやう)” の例文
いうしてゐる以上は(又如何いかに高等な翫賞くわんしやう家でもこの誠実な感情を離れて翫賞の出来ないのは無論であるが)誰でも中佐があんな詩を作らずに黙つて閉塞船で死んでれたならと思ふだらう。
艇長の遺書と中佐の詩 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)