“群炎”の読み方と例文
読み方割合
ぐんえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それも見るまに黒けむりとなり、真紅の群炎ぐんえんとなった。そして、吹き狂う熱風は、早くも死屍累々ししるいるいの惨を地に照らし出している。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)