罪悪つみ)” の例文
旧字:罪惡
歴史と伝説いいつたえ罪悪つみ栄誉ほまれとで、長年蔽われていたこの屋敷には、主人夫婦や寄宿人かかりうどや、使僕めしつかいや小作人の家族たちが、三十人近くも住んでいるのであった。
仇討姉妹笠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
どうしたらこの患難なやみから救われるのでしょう。私が生きておりますのはアヤ子のためにこの上もない罪悪つみです。
瓶詰地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
自分じぶん現世げんせおかした罪悪つみがだんだんこはくなってどうにも仕方しかたなくなりました。