繭商人まゆあきゅうど)” の例文
停車場では、かばんや風呂敷包をさげた繭商人まゆあきゅうどの姿が多く目に立った。汽車に乗ってからも、それらの人の繭や生糸の話で、持切りであった。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)