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総浚
ふりがな文庫
“総浚”の読み方と例文
読み方
割合
そうざら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうざら
(逆引き)
下巻には楽屋
総浚
(
そうざら
)
ひのさま面白く尾上
雷助
(
らいすけ
)
の腰掛けて髪を
結
(
ゆ
)
はする
床屋
(
とこや
)
の
店先
(
みせさき
)
、
大谷徳治
(
おおたにとくじ
)
が湯帰りの
浴衣
(
ゆかた
)
に
手拭
(
てぬぐい
)
を
額
(
ひたい
)
にのせ着物を
小脇
(
こわき
)
に
抱
(
かか
)
へて来かかるさまも一興なり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
五ツごろから、こんどは品川宿の入り口に網を張ってもどりの客の
総浚
(
そうざら
)
い。麻布へひとり、すぐ取って返して芝口へひとり、鉄炮洲へひとり。夕方のぶんからあわせて往きと帰りで十一人。
顎十郎捕物帳:19 両国の大鯨
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
歌舞伎座の楽屋における
総浚
(
そうざら
)
いの時だけで、個人としては全然面識もなかったが、見るところ、若い芸人には似合わない
不愛嬌
(
ぶあいきょう
)
な、いわゆる
傲岸不屈
(
ごうがんふくつ
)
といったような人物であるらしかった。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
総浚(そうざら)の例文をもっと
(4作品)
見る
総
常用漢字
小5
部首:⽷
14画
浚
漢検1級
部首:⽔
10画
“総”で始まる語句
総
総身
総帥
総髪
総角
総督
総出
総領
総立
総々
“総浚”のふりがなが多い著者
久生十蘭
吉川英治
永井荷風
岡本綺堂