“絵団扇”のいろいろな読み方と例文
旧字:繪團扇
読み方割合
えうちわ75.0%
ゑうちは25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
庸介は暑苦しいので、着て来た洋服をすぐに浴衣ゆかたに替えた。そして久し振りの挨拶が一通りすむと、絵団扇えうちわで襲いかかる蚊を追い払いながら
田舎医師の子 (新字新仮名) / 相馬泰三(著)
座につくとしおらしく畳に指をつかえ、「済みませんでした」と言った。ぐそこにあった絵団扇えうちわを執って、けろりとして二人に風を送りにかかった。
雛妓 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
絵団扇ゑうちはのそれも清十郎せいじふろにお夏かな
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)