“細工師”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ざいくし50.0%
さいくし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三ばんめの弟は、ろくろ細工師ざいくしのところへ弟子でし入りしました。これは手のいりこんだしごとですから、ならうのにいちばん長くかかりました。
そこで、ろくろ細工師ざいくしぬのをへやのなかにひろげて、金貨きんかをうむロバをつれてきました。そしてにいさんにむかって
森羅万象しんらばんしょうをいちいちそれに類似した色で現わさねばならぬという仕事は、私にいわせると細工師さいくしの仕事で、美術の範囲ではありません。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)