“簡便”の読み方と例文
読み方割合
かんべん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼此かれこれ種々いろ/\すぐれた簡便かんべん方法はうはふかんがへてはたものゝ、たゞ厄介やくかいことにはうしてれを實行じつこうすべきかと名案めいあんたなかつたことです。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
むしろ彼らの便利を標準とすれば簡便かんべんなる裏門をもうけ、面倒めんどうな礼をはぶくのが相互の便利とするのではあるまいか。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
間もなく仲間のものも真似をし始めて、サンドウイッチ式は簡便かんべんいと言っている中に、肉を揷んだパンをサンドウイッチと呼ぶようになってしまった。
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)