競詠きょうえい)” の例文
さまたげのない額堂の席を、夜涼やりょう山嵐さんらんをほしいままにして、連歌の競詠きょうえいを試みているのかと思うと、闇の中に、眼ばかり光らしている武士たちの顔には、みじんもそんな風流気は見えず
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)