突鼻とっぱな)” の例文
家の右手の林を抜けるとすぐ海ぎわで、崖縁の小路をつたってゆくと一面にまだ黄ばんだままの草地でおおわれた広い突鼻とっぱながある。ひる間、僕は何度もそこへ寝っころがりに行った。
石ころ路 (新字新仮名) / 田畑修一郎(著)