突外とっぱず)” の例文
このしおに、そこら中の人声をさらえて退いて、はてはるか戸外おもて二階の突外とっぱずれの角あたりと覚しかった、三味線さみせんがハタとんだ。
伊勢之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)