“積乱雲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せきらんうん50.0%
にゆうどうぐも50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三百六十度、どこを見まわしても海と空と積乱雲せきらんうん群像ぐんぞうばかりで、船影ふなかげはおろか、島影一つ見えない。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
開け放された窓に向つて光つてゐるY子の鏡の面には、夏の真昼らしい碧空のむくむくとした積乱雲にゆうどうぐもの峰が鮮やかに映つてゐた。(昭和三年七月)
小川の流れ (新字旧仮名) / 牧野信一(著)