“秤台”の読み方と例文
読み方割合
はかりだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駒井甚三郎は、こんなふうに説明しながら、いま秤台はかりだいにかけていた細長い形のよい玉を取って、卓子テーブルの上から南条の方に突き出しました。
次に日本の算盤そろばんを取って幾度か計算を試み、それから細長い形の黒い玉を取っては秤台はかりだいの上へ載せ、それを幾つも幾つも繰返して、その度毎に目方を記入しているようでありました。