“礼装”の読み方と例文
読み方割合
れいそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鶴やさぎだってそうかも知れぬが立って歩くという感じにならない。とにかく黒のモーニングの礼装れいそうしたような風態ふうていで、それがチャップリンもどきの足つきである所が面白い。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
初対面しょたいめんのことゆえ服装ふくそうなども失礼しつれいにならぬよう、日頃ひごろこのみの礼装れいそうに、れい被衣かつぎ羽織はおりました。
とにかく、式の始まるまでは、まだ一時間もありましたけれども、うにぎやかにやられては、とてもじっとして居られません、私たちは、大急ぎで二階に帰って、礼装れいそうをしたのです。
ビジテリアン大祭 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)